弓道の稽古初心者が学ぶべきこと

【弓道の上達に必要なのは「正しい稽古」である】

弓道上達の極意 DVD正しい稽古とは一体どんなものなのか?

弓道を続けていると、様々な障害に上達を阻まれてしまいます。

 

「なかなか的中率が上がらない」
「早気になってしまう」
「会が安定しない」…
悩みの種は千差万別ですが、こうした壁と闘うことは弓士の宿命といえるでしょう。

 

悩みの内容に関わらず、弓道で上達できない原因は「稽古の方法が間違っている」ことにあることが多いとも言われています。

 

弓道は単なるスポーツというよりも「精神修行」という側面が強く、「弓道を極めた」とされる良質な指導者が育ちにくいためです。

 

指導者自体がまだ弓道を極める道半ばという状況では、正しい稽古を行うのも、適切な指導を受けることも難しいというわけですね。

 

事実、何年も的中率が上がらずくすぶっていた弓士が、他の指導者に教えを請うた途端に急成長を遂げたという事例も存在します。

 

上級者と呼ばれるだけの実績を持つ弓士であっても、指導者として優れているとは限らないという証拠です。

 

上達できないことを指導者のせいにしろということではありませんが、今行っている稽古が本当に最適なのかどうかを精査することが、上達の近道になる可能性は否めないでしょう。

 

もしもアナタが今弓道で伸び悩みを感じているのなら、妄信的に稽古を続けるだけではなく「正しい稽古法」を学ぶ努力をしてみることも、ひとつの道になるはずです。

 

【「正しい稽古」に必要な3つの要素は非常にシンプル】

弓士として成長するためには「正しい稽古」が必要だと言いましたが、では「正しい稽古」とは一体なんなのでしょうか。

 

まず勘違いしないでほしいのは、今回は便宜上「正しい稽古」という言い方をしていますが、今アナタがやっている稽古法が「間違っている」というわけでは断じて無いということです。

 

ここで言う「正しい稽古」とは、正確に言うなれば「より最適な稽古」といったところでしょうか。

 

射法八節や礼儀作法を学ぶだけではなく、
「どうすれば的中率は上がるのか」
「どのように練習すれば早気は治るのか」
といった技術的に最適化された稽古法のことを指します。

 

一般的に普及している弓道の稽古法は「初心者を一人前の弓士にする」ことには適していますが、「一般の弓士よりも優れた技術を修得する」ためには不足していることが多いのです。

 

しかし意外に思われるかもしれませんが、「正しい稽古」の方法はいたってシンプルです。

 

誤解を恐れずに言うならば、守るべきポイントは
「射法八節を正しく理解する」
「弓具の扱い方を正しく理解する」
「正しい知識をもとにして稽古を行う」
という3つだけ。

 

「そんなこと普段からやってるよ」と感じた方も多いと思いますが、実はこんなシンプルなことが出来ていない弓士が驚くほど多いんです。

 

特に中級者くらいに多くなるのですが、射法八節に慣れてしまったために簡単な基礎をおろそかにしてしまい、変な癖のついた射法八節を行っている弓士がけっこういます。

 

人の射法八節を見ていて「雑な構え方だなぁ」なんて感じたことはありませんか?

 

自分では気づいていないかもしれませんが、アナタも周囲から同じことを思われている可能性があるわけです。

 

弓具の扱い方についても同じです。

 

初心者は不慣れから弓具の扱い方がおかしくなり、中級者は慣れから扱いが雑になり、上級者でも変な癖がついてしまっていることがあります。

 

「射法八節を守る」「弓具を正しく扱う」…小学生の弓士でもわかるような当たり前のことが、頭からすっぽ抜けてしまっているうちは上達など望むべくもありません。

 

【正しい稽古法を学ぶならDVD「弓道上達の極意」が良い】

本当のことを言えば、正しい稽古を学ぶなら優れた弓士の教えを請うのが一番です。

 

ただし大会での優勝経験があるとか、弓道歴が長いといっただけのことでなく、「指導者としての力が高い」弓士を見つける必要があります。

 

先ほども触れましたが、上級者だからといって指導者としても優れているとは限らないからです。

 

とはいえ、指導者として優れている弓士なんてそう簡単に見つかるものでもありません。

 

運よく名指導者とされる弓士が見つかったとしても、気軽に弟子入りというわけにもいきませんよね。

 

誰でも気軽に「正しい指導」を学ぶ方法は無いものかと調査してみると、

  • 「弓道上達の極意」という練習用プログラムDVD

の評判が良いことが分かりました。

 

弓道上達の極意DVDの詳しい内容はこちら

 

「弓道上達の極意」は、日置當流師家・徳山弓道場十六代当主の徳山英則さんも推薦している教材で、無駄を削ぎ落して最適化された「正しい稽古」を学ぶことができる貴重なDVDです。

 

かなり良質な内容だったので製作者を調べてみたところ、過去に全国大会3度優勝経験のある松尾 牧則さんが監修しているとのこと。

 

弓士としても有名な方ですが、現在は後進の育成にもあたっているらしく、教え子を4度も全国大会優勝に導いているとのことでした。

 

  • 感覚が掴めない初心者が行うべき矢の調節方法
  • 的中率を下げてしまう意外な原因と治療法
  • 矢が下向きに飛んでしまう方のための修正法
  • 美しい弓構えを生み出すための3つのポイント
  • 正しい手の内をつくるために知っておくべきコツ
  • 胴づくりを安定させるための重心の置き方
  • 安土まで矢が届かない弓士のための稽古法

 

DVDの内容を一部抜粋してみると以上のような形です。

 

的中率の向上や、早気の治し方といった技術的な部分の解説も多いのですが、やはり稽古法に関する項目が充実している点が魅力的ですね。

 

現役の弓士は自分なりの練習法を見つけることができますし、指導者の立場にあっても学ぶべきところは多いと思います。

 

弓道における正しい稽古法を学ぶなら、これ以上の教材はそう多くありませんので、行き詰っている方はぜひ参考にしてみてください。

 

弓道上達の極意DVDの詳しい内容はこちら

弓道上達のコツを解説したサイトはこちら

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