【シングルスでは強いのにダブルスでは勝てない…原因は？】
シングルスではそこそこの勝率を誇るのに、ダブルスになると途端に勝てなくなる
なんてケースに身に覚えはありませんか？
同じ「テニス」という土俵なのに、どうしてシングルスとダブルスで得手不得手が発生してしまうのでしょうか。
その原因はいくつか考えられますが、単純に
「シングルスとダブルスの違い理解していない」
という選手も多いようです。
もちろん共通したテクニックは多いものの、それ以上に「ダブルスにしか無いテクニック」を磨くことが重要だと言えます。
あくまで意識改革の一環としてですが、シングルスとダブルスは「違うスポーツ」だと考えておいたほうが無難でしょう。
ダブルスで勝ちたいなら、「テニスの練習」ではなく「ダブルスの練習」を行う必要があるということですね。
要するに「シングルスでは強いのにダブルスでは勝てない」という選手は、練習方法を間違っている可能性があるということです。
本人は一所懸命練習しているつもりでも、練習内容がシングルス向きのままではダブルスで強くなることはできません。
【ダブルス常勝に必須！「ポーチ」って一体なに？】
ここからが本題ですが、それでは「ダブルスの練習」とは一体どのようなものなのでしょうか。
細かく言えばキリがありませんが、あえてひとつだけ挙げるとすれば「ポーチ」の技術を磨くことをオススメします。
一応説明しておくと、ポーチとは「後衛同士のクロスラリーに前衛が介入してボレーでカットすること」です。
中級者〜上級者のダブルスの試合では、当たり前のように行われているプレーの一環ですね。
言ってみればボレーの応用技術に過ぎないので、テニス歴が長い人は「なんだ、ダブルスのテクニックってその程度の話か」と落胆したかもしれません。
しかしそうやってポーチを軽視していること自体が、アナタのダブルス上達を妨げているかもしれません。
そもそもポーチは、ボレーが出来る程度のスキルがあれば用意に修得できるテクニックです。
ところが「ポーチに出るべきタイミング」をしっかり理解できている選手は意外なほどに少ないのです。
闇雲に出しても簡単に返されてしまいますが、「あるタイミング」を狙って打つと面白いように点を重ねることができます。
「ポーチに出るべきタイミング」と言われてもピンと来なかった方は、まだダブルスにおけるポーチの重要性を理解できていない証拠です。
ポーチはシンプルですが、非常に戦術性の高い重要なテクニックなのだと知っておきましょう。
【ポーチを学んでダブルスの勝率を上げよう！】
ポーチを学ぶことで、ダブルスでの勝率はグンと上がると思います。
しかし、周囲にポーチを教えてくれるプロフェッショナルがそうそう居るとも限りません。
そこで今回は、効率的にポーチの感覚を掴むための2つのポイントをご紹介しておきたいと思います。
出るタイミングを見極める
一つ目のポイントが「出るタイミングを見極める」ということ。
ポーチのパターンで最も多いのが、相手のリターンに対して使うケースです。
パートナーが放ったサーブに相手が押し込まれてたタイミングを見極めて使えば、厳しいリターンを返されるリスクを減らすことができます。
相手の行動を読む
二つ目のポイントが「相手の行動を読む」ことです。
ポーチは相手の裏をかく動きですから、相手が最も反応しづらい瞬間を狙うのが成功のカギとなります。
相手のストロークを千載一遇のチャンスに変えてしまうテクニックとしてポーチを使うのです。
テニスダブルス上達革命
この他にも、ポーチの使い方には様々なポイントが存在します。
しかし文字だけで説明するには限界がありますので、今回はここまでにしておこうと思います。
ダブルスでの勝ち方・ポーチの打ち方をもっと詳しく学びたい方は、全日本選手権ダブルス覇者の佐藤 博康さんが監修した
- 「テニス・ダブルス上達革命」DVD
を参考にしてみてください。
「テニス・ダブルス上達革命」は、ダブルスに特化したテクニック＆練習方法をまとめたDVDです。
全日本選手権で6回もダブルスの優勝をかっさらった一流選手だからこそ教えられる、ダブルスの極意がギュッと凝縮された最高のテニス教材です。
- 体重移動によってインパクトのあるサーブを打つ方法
- レシーブが一気に簡単になるイメージの作り方
- ポジションによるボレーの使い分けのコツとは？
- 体の正面でのボレーが苦手な選手の克服方法
- ダブルス特有のスマッシュの秘密
ざっと内容を挙げると、「テニス・ダブルス上達革命」にはこのようなポイントが収録されています。
もちろんここに挙げたのはDVDに収録されている内容のごく一部で、実際にはもっと基礎中の基礎から、試合ですぐに活用できるコツまで幅広く解説されています。
このDVDの公式HPにはさらに詳しい情報も載っていますので、気になる方はアクセスしておいてくださいね。
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