ハンドボールのポストプレーヤーとは?を考える

【ポストプレーヤーに適した選手の5つの特徴】

ハンドボール・ポストプレーヤー育成プログラムDVD ポストに必要な要素とは?

ハンドボールにおいて、チームの勝利に大きく貢献するのが「ポストプレーヤー」の存在。

 

ポストプレーヤーは、相手チームのディフェンスを崩してシュートラインを確保し、チャンス時には自らシュートの役割も担う攻撃の要です。

 

ハンドボールで最も難しいポジションと言われていますが、同時に「最も重要なポジション」としても知られる花形ポジションですね。

 

勝敗に直結する重要なポジションだけに、ポストプレーヤーとして活躍できるのはチーム内でも有能な選手のみ。

 

チームによって特色はあるものの、一般的には以下のような条件に当てはまる選手が、ポストプレーヤーを任されることが多いようです。

 

  • 上からのシュートに有利な「背の高い選手」
  • ブロックに強い「体格に恵まれた選手」
  • 投げるボールが速い「肩と手首の強い選手」
  • どんな体勢でも動ける「体幹の強い選手」
  • 相手に捕まらない「ピボットのテクニックがある選手」

 

これら5つの条件のうち最低でもひとつ…できれば5つ全て兼ね備えた選手はポストプレーヤーとして有能です。

 

しかし皆さんのなかには、この条件を聞いてガッカリした選手もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

上記では理由が解りやすいよう条件を5つに分けましたが、これは要するに「体格に恵まれた選手が有利」だという話になってしまうからです。

 

厳しいことを言うようですが、持って生まれた体格の差はハンドボールの勝敗にハッキリと影響します。

 

ましてやチームの命運を握るポストプレーヤーともなれば、体格の良い選手に任せるのは必然的な判断だといえるでしょう。

 

もちろん、体格劣った選手がポストプレーヤーを担当することも無い話ではありません。

 

しかしそのためには、体格のある選手よりも「質の高い練習」を積むことが必須条件になるのです。

 

 

【5つの特徴を持ち合わせていない選手はポストプレーヤー失格か?】

 

上記では「ポストプレーヤーに適した選手の条件」をご紹介しました。

 

ここからは逆説的な話になりますが、それでは「5つの特徴を持ち合わせていない選手」は、ポストプレーヤーになれないのでしょうか?

 

結論から言えば、答えはNOです。

 

明らかに相手チームよりも体格の劣る選手が、ポストプレーヤーとして大活躍することも珍しくはありません。

 

先ほどの「5つの条件」は、あくまで「ポストプレーヤーに向いているかどうか」であって、条件に当てはまっていないからといって「ポストプレーヤーになるのは不可能」とは決して言えないのです。

 

「向いていないからあきらめる」と考えるならそれまでですが、それでもポストプレーヤーに憧れる方は以下を読み進めてください。

 

そもそもポストプレーヤーに必要な条件は、体格やセンスだけではありません。

 

「バックプレーヤーとの連携力」
「スペースの作り方の上手さ」
「ディフェンス前後のスクリーン力」
数え上げればキリがありませんが、こうした選手本人の「テクニック」こそが最重要条件なのです。

 

ハンドボールもつまるところスポーツですから、体格やセンスよりも磨き上げたテクニックを本番で使いこなせる選手のほうが、強いのは自明の理だといえるでしょう。

 

 

【体格に恵まれない選手でもポストプレーヤーになれる!】

 

ここからは具体的に「体格に恵まれない選手がポストプレーヤーになる方法」を考えていきましょう。

 

体格に捉われずテクニックを磨くことの重要性は、先ほど解説した通りですが、ポストプレーヤーとしてのテクニックを磨くためには何をすべきなのでしょうか。

 

いろいろ方法はありますが、「東俊介流練習法」という考え方が最も分かりやすいかもしれません。

 

その名の通り、ハンドボール元日本代表キャプテンの、東 俊介選手が考案した練習法なのですが、ハンドボールのなかでもとりわけポストプレーに特化したノウハウになっているので、非常に役立ちます。

 

漠然と練習を繰り返すだけでは、体格の大きな選手との差が縮まりにくいので、「東俊介流練習法」に則って以下のようなポイントに気を使いながら練習してみてください。

 

  • ポストプレーヤーが持つ3つの役割を確実に果たす
  • 低い守備に対して効果的なスクリーンをかける
  • クリーンで反則を取られないように注意する
  • 前スクリーンだけでなく横スクリーンも修得しておく
  • ディフェンスが高い位置にいるときの攻撃法を用意する
  • 中央のスペースを効率的に制する方法を学ぶ

 

他にも注意すべき点はいろいろあるのですが、ざっと挙げたこれらのポイントを遵守できている方はどれくらいいるでしょうか?

 

ポストプレーヤーとして活躍する選手なら、出来て当然のことばかりですが、意外とここまで細かく考えて練習している方は少ないはずです。

 

これらの問題点を解決する方法は、東 俊介選手が監修した

  • 「ハンドボール・ポストプレーヤー育成プログラム」という練習用DVD

に収録されています。

 

ハンドボール・ポストプレーヤー育成プログラムDVDの詳しい内容はこちら

 

問題提起だけでなく

 

「どうやったらテクニックが身につくのか」
「効率的に修得を促す練習法」
「悪癖を改善するための方法」

 

などを丁寧に解説したプログラムなので、ポストプレーヤーを目指す方には必ず役に立つはずです。

 

日本代表クラスの選手が、これほどポストプレーヤーのノウハウを惜しげも無く公開している資料は多くありませんので、さらなる上達を目指す方はぜひチェックしておいてくださいね。

 

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