【スパイクが苦手な選手には共通点があった!】
勝ち負けはともかくとして、サーブ・レシーブ・トスといった、シンプルな動作さえ覚えてしまえば試合には出られます。
バレーの動作には極端に難易度の高いものが少ないので、コツさえつかめば誰でもママさんバレーで活躍できるでしょう。
しかしある程度バレーに慣れても、「スパイクだけはどうしてもできない!」と嘆く選手が少なくありません。
確かにバレーボールに必要な動作のなかで、スパイクだけは難易度が頭一つ抜けているかもしれませんね。
「スパイクは筋力や体格が無いと無理」
「スパイクには生まれつきのセンスが必要」
なんて考えてしまい、スパイクの修得をあきらめてしまう方もいるようです。
しかし実のところ、スパイクの修得に必要なのは筋力やセンスではなく「テクニック」なのだということを知っておいてください。
体格のある選手が有利なのは事実ですが、非力な選手でもテクニックを磨けば、強烈なスパイクを打てるようになります。
そもそも、スパイクが苦手な選手にはある共通点があるのです。
それは「ボールに力を伝える方法を理解できていない」ということ。
浮いたボールを上手く手に当てることができなかったり、手首付近で打ってしまっているので力が逃げていたりするんです。
「手のどこで打てばいいか」を理解するだけでもスパイクの成功率は飛躍的に上がります。
あとは何度も練習して、タイミングや力の強弱を体に覚えさせていきましょう。
【スパイクに必要な3要素を理解しよう】
初心者にとってスパイクは難しく思えるでしょうが、実は意外とシンプルな動作なんです。
スパイクを覚えたいなら、最初はわずか「3つの要素」を意識するだけでも効果が発揮されるはずですよ。
- スパイクの基本を理解すること
- 助走のタイミングを合わせること
- 状況に応じて打ち方を変更すること
試合で使い物になるスパイクを打つためには、この3つを意識してください。
「たったこれだけ?」と思われるかもしれませんが、スパイクだってバレーの一動作に過ぎませんから、あまり難しく考える必要はないんです。
細かいコツを上げればキリがありませんが、細かい部分は後回しにして、まずは自然にスパイクを打てる基礎をつくっていきましょう。
「スパイクの基本を理解すること」
というのは、基本的な打ち方や動作を理解するくだりですね。
どうすればスパイクが打てるのかを学習し、頭で考えずにスパイクの動作ができるようにしておいてください、
「助走のタイミングを合わせること」
は、スパイクの成功率を上げるために必須です。
手首や指先でボールを打ってしまう方は、助走のタイミングがズレている可能性があるので、何度も練習して適切なタイミングを見つけてください。
「状況に応じて打ち方を変更すること」
は、スパイクの戦術性をアップさせるコツです。
相手の位置やブロックの有無に合わせて打ち方を変え、臨機応変に立ち回れるようになれば勝率もアップします!
【細かいコツを知ればもっとレベルアップできる】
今回はスパイクを打つために、必要な最低限のコツについてご紹介しました。
先ほどもご説明した通り
「スパイクの基本を理解すること」
「助走のタイミングを合わせること」
「状況に応じて打ち方を変えること」
の3つができていれば、初心者を脱却することが可能でしょう。
しかし強豪チームと対戦するなら、さらにスパイクに磨きをかけておくことをオススメします。
- ウイングスパイカー独特の入り方を身につける練習法
- スパイクを確実にヒットさせられるようになる練習法
- ネットを使って「安定したフォーム」を手に入れる方法
- かぶってしまうスパイクの修正トレーニング法
- スパイクの悪癖が治せなかったママさんへの指導
- 角度のあるスパイクを打つためのポイントとは?
例えば、上記のような細かいコツを知っていれば、スパイクの成功率・威力はグンと上がります。
これらのコツはママさんバレーに限らず、オリンピック出場クラスの選手たちも実践している重要なポイントなのです。
スパイクの細かいコツや上達法を知りたいという方は、
- 「スパイク上達革命」というDVD
を参照してみてください。
「スパイク上達革命」は、シドニーオリンピックにも日本代表として出場した、加藤 陽一選手が監修した練習用プログラムです。
DVDではママさんバレー選手を対象に、鋭く安定感のあるスパイクのコツやポイントを解説してくれています。
もちろん上記の細かいコツについても丁寧に解説してくれますし、その他の練習法や悪癖の改善法についてまで幅広くカバーしています。
世界トップクラスの選手が持つノウハウを惜しげも無く公開しているので、バレーに携わっている人間なら観るだけでかなり勉強になるはずですよ。
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- 上級者は無駄な練習に時間を割きません。単純にその内容を真似するだけでも良質な練習内容をトレースすることができます。トップレベルの選手はどんな練習をしているの?」と疑問に思った方は、「驚異のバレーボール上達法」というDVDを参考にしてみてください。東京バレーボールアカデミーの練習プログラムが収録されたDVDで、非常にシンプルで効率的な練習方法を学ぶことができる教材になっています。根性論を振りかざす前時代的な発想はひとかけらも無く、体の使い方から視線を送る方向まで、かなり現実に則した実践的な内容が収録されています。
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