水泳のスタート・ターンのコツチェック表

【スタート&ターンから無駄な動きを無くすことの大切さ】

水泳のスタート・ターンおすすめDVD やり方を見直してタイムを縮めよう!

水泳のレースでは、スタートとターンのテクニックが勝敗を分けることも珍しくありません。

 

スタートで出遅れた選手がそのまま負けてしまったり、直線では勝っていた選手がターンの局面で一気に追い抜かれたり…

 

なんてレース、何度も観たことがありますよね。

 

せっかく才能があるのに、スタートとターンが下手で大成しなかったという選手が後を絶ちません。

 

しかし逆に言えば、スタートとターンを徹底的に磨き上げることで、世界的なトップスイマーにのし上がった選手だって数知れないのです。

 

もしもアナタがスイマーとして成功したいと考えているのなら、

  • スタートとターンを極めることは「絶対条件」

だと言っても過言ではないでしょう。

 

難しそうに思えるかもしれませんが、実はスタートとターンは非常に練習の成果が出やすいポイントでもあります。

 

想像してみてください。「泳ぐスピードを速くする」のと「スタート時の無駄な動きを無くす」、どちらが難しそうに思えますか?

 

直線距離を泳ぐスピードはそう簡単に速くはなりませんから、無駄な動きをカットするほうが簡単そうですよね。

 

泳ぐスピードをコンマ数秒短くするのには膨大な努力が必要になりますが、無駄な動きを無くすことに専念するとコンマ数秒は軽く縮みます。

 

「無駄な動き」は体に染みついてしまっていることが多いものの、「どこが無駄なのか」という根本さえ理解できれば修正はそう難しくないはずです。

 

特に「もう少しで標準タイムが切れる!」というレベルにまで達している選手は、ぜひスタート&ターンを見直してみてください。

 

ちゃんとできているつもりでも、丁寧に見直してみると無駄な動きがどこかに隠れているものです。

 

それは単なる弱点ではなく、アナタにとって「大きな伸びしろ」なので、しっかりと矯正しておきましょう。

 

トップ水泳選手のスタートとターンを学ぶならこちら

 

【スタート&ターンで無駄が多い人のチェックポイント】

スタートとターンでどれくらいの無駄が生じているかは、選手によって異なるでしょう。

 

しかし、大会で必ず上位入賞することができる高レベルのスイマーでもない限り、一般のスイマーには何らかの無駄が隠れていると考えてほぼ間違いありません。

 

「自分は大丈夫」とタカをくくるのではなく、「自分のスタート&ターンにも無駄があるかもしれない」と疑ってかかるほうが賢明でしょう。

 

そこで今回は、「スタート&ターンで無駄が多い人のチェックポイント」を用意してみました。

 

以下の10のチェックポイントにひとつでも心当たりがある方は、スタートやターンを上手く出来ていない可能性があります。

 

あくまで目安ですが、スタート&ターンを改善するための手がかりにしてみてください。

  1. 序盤はリードしていたのに、ターン直後に抜かされることが多い
  2. 着水してわずかコンマ数秒で相手選手の後姿が見えてしまっている
  3. バタフライから背泳ぎなど、個人メドレーでのターンが苦手だと感じている
  4. スタートやターンに必要なコツと言われてもピンとこない
  5. そもそもスタートやターンを意識して徹底的に練習したことが無い
  6. ターン後の潜水で相手に差をつけられることが多い
  7. 泳ぐスピードは大して変わらないはずなのに、タイムの良い日と悪い日の差が激しい
  8. ターン時に水中で回転するのが苦手だと感じている
  9. スタート時に水中へ飛び込む角度が安定していない
  10. 勢いよく飛び込んだのに失速してしまうことが多々ある

 

【DVD「水泳スタート&ターン攻略プログラム」を参考にして無駄な動きを削ろう】

上記のチェックポイントにひとつでも当てはまった方は、スタートやターンで無駄な動きを発生させている可能性があります。

 

傍から見てもわからないほど小さな動きだったとしても、無駄な動きが積り重なれば数秒単位のタイムロスに繋がりかねません。

 

安定して自己ベストを更新していきたいなら、こうした無駄な動きはひとつづつ排除していく他ないでしょう。

 

とはいっても、体に染みついた無駄な動きを自分で見つけるのはなかなか難しいと思います。

 

なかなか問題点が見つからないという方は、いっそのことスタート&ターンの基礎練習をやり直すというのが手っ取り早いです。

 

あらためて基礎練習を行うと、いつもの自分のやり方とは違う「違和感」のようなものを感じ取ることができると思います。

 

その違和感は「無駄な動き」と何らかの形で繋がっている可能性が高いため、見逃さないよう注意しながら練習に励んでいきましょう。

 

スタートやターンの練習法がイマイチわからないという方は、

  • 「水泳スタート&ターン攻略プログラム」というDVD

を参考にしてみてください。

 

水泳スタート&ターン攻略プログラムの詳しい内容はこちら

 

「水泳スタート&ターン攻略プログラム」は、タイトルの通りスタートとターンのやり方を解説することだけに特化した実用的なDVDです。

 

日本水泳連盟・競泳委員の村上 二美也さんが監修しており、初心者でも非常にわかりやすい構成になっているので全てのスイマーにオススメできます。

 

  • ターンの回転力をアップする方法とは?
  • タイムロスをせずターンを行う方法とは?
  • 最重要の飛び込みスタイル「グラブスタート」のコツは?
  • 飛び込みでの勢いを活かせない選手が見落としていることとは?
  • バタフライ入水後の推進力を落とさない秘訣とは?
  • トラックスタートを効果的に上達させる指導法とは?
  • バサロキックが苦手な背泳ぎ選手のスタート練習法は?

などの情報がギッシリ詰まっているので、スタートやターンが苦手な選手には必ず役に立つはずです。

 

水泳のコツや練習法を解説したDVDや教本はたくさんありますが、ここまでスタート&ターンだけに特化したプログラムは他に無いのではないでしょうか。

 

スタート&ターン時の無駄な動きを無くして、自己ベストを更新したいという選手にはもちろん、初めてターンを練習する初心者にも最適の練習プログラムになっていますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

水泳スタート&ターン攻略プログラムの詳しい内容はこちら

 

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